平渓は台北県の北東、基隆河の上流にあります。東は瑞芳・双渓に接し、南は坪林に連なり、西は石碇に隣接、北は基隆・汐止と境をなしています。雪山山脈から分かれ出た丘陵地帯にあたり、山によって台北県の他の郷や鎮と地理的に隔てられています。そのため、四方を山々に囲まれた、フィトンチッドあふれる緑の豊かな山林の町を形成しています。面積は71.34平方キロメートルあり、郷内は薯榔、青桐、白石、石底、平渓、嶺脚、東勢、望古、南山、十分、平湖、新寮の12の村に分かれています。