協会の紹介

平渓はかつて炭鉱のおかげで繁栄し、また炭鉱のおかげで廃れ色あせていった山あいの小さな町です。天燈(ランタン)が空へ上り出してから、再度世の中の注目を集めるようになりましたが、昔と変わらぬありのままの自然とゆったりとした自由な雰囲気に包まれています。

この美しい自然を護るため、熱いサービス精神を持った地域のリーダーと地方政府関係者が地域社会振興事業に立ち上がりました。自発的な組織を作り、経済部商業司の進める「地域商業環境活性化中期計画書」に地域を代表して提案、政府の協力を仰ぐことで、平渓郷の魅力あふれる商業エリアづくりを展開しました。

地元組織と業者を効果的に統合し、指導団体とも協力して平渓の特徴を際立たせ、現代の桃源郷・憩いの村にするため、民国94年(2005年)9月に「台北県平渓郷魅力商圈聯誼会(台北県平渓郷魅力あふれる商業エリア連合会)」を設立しました。商業エリアにおける指導を推し進め、地域の祝祭日の行事を取り仕切り、他の商業エリアからの見学も積極的に受け入れ、幹部の会議と勉強会も開いてきました。組織が成熟しつつあるころ、民国97年(2008年)、正式に「台北県平渓郷魅力商圈協会(台北県平渓郷魅力あふれる商業エリア協会)」を立案・設立しました。現地の人文的資源を永久に保存し、平渓の人々の純朴な生活理念を引き継ぎ、更に平渓郷の「魅力あふれる商業エリア」をより一ランク上の「ブランド商業エリア」に高めていくため、引き続き努力していくつもりです。